仮置き土の土量測定現場です。
オーソドックスな平均断面法による測定とUAVによる測定で
どの程度の違いが出るのか!の検証と、作業に要する時間なども
比べ、どちらが効率的なのかを検証してみました。
従来法は弊社で、UAVはDR.DRONE空撮クリニックの我謝さんです。
盛土前
盛土後
点高法(メッシュ法) による測定範囲
画質を多少落として掲載しています。見づらい点はご了承願います。
さて、次は従来法です。
さらに見づらくなっていますが、成果品までのイメージで捉えてください。
1800㎥程度の土量でした。きれいに整形されていましたのでスムーズに
済ますことができました。重機オペレーターに感謝です。
で、作業時間はというと、従来法で到着から撤収までちょうど1時間!
実質の作業時間は30分程度、作業員3名(2名でも変わらず可)。
UAVは、見学者の方々もいましたので、だいぶロスが含まれていますが
3時間程度はかかりましたでしょうか。対空標識設置から測定まで1名。
そうそう、デモンストレーションで地上型レーザースキャナーも実施した。
スキャナーは、一部のみで終えました。(ブルーシートで覆われた部分と
通常の地肌状態とで測定に影響があるのかの検証)。
スキャナーの結果は、変わらず測定できる!!でした。
話を戻すと、この程度の規模では、従来法で充分ではないかと思います。
まぁ、写真を見ると必要以上のフライトにも見えるし、プレゼンするには
この程度はあったほうが良いとか意見の分かれるところだと思いますが・・・。
ピンポイントで測定部分のみで時間短縮がどの位できるのかも試してみる
必要があるかも・・・。
肝心の土量の差ですが多少でました!!
その差は、従来法において盛土前の現況測量がなされていない分(盛土部分の
地盤高を測定していない分)の差だと考えられます。
規模が、大きくなるとUAVが効率的かも知れませんよね~。さて、その分岐点は!?
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