客先から、耐震補強工事のため天井部分において採寸したい。
従来だと足場を組んで・・・ということになるが、日中は利用
しているので、足場を置きっぱなしにしておくわけにもいかず、
設置・撤去の手間を何とかクリアできる方法はないかとの相談。
取りあえず、TLSでの計測を提案するものの、実際に満足できる
結果が得られるのか、自らも断言ができない事からデモを実施して
みることにした。
計測後、即ノートPCに落とし込み確認をと思いきや・・・申し訳ない・・・。
生データからのビューワーでは・・・ちょっとスペックの力不足で・・・。
↓↓持ち帰ってからの編集後になります。
デモンストレーションなので、1点からのみの計測結果です。
ちなみに、精度如何は置いといて、1点から↓↓これだけの範囲で計測できています。
見える所は全部! 窓越しの屋外も・・・見えている分は全部です!!
(写真の点群は編集後なので・・・)
当然、実施の際には複数の点からの計測になるので、重複データも含め充実したものに
なります。
結果、今回は諸事情※からTSのノンプリにて
ピンポイントの3次元観測で実施することになりました。
(※ここが知りたいはずですが、今後の課題ということで・・・)
レーザースキャナーの力不足は感じていません。
計測方法を工夫する事によって十分満足できる結果が得られると考えます。
また、一度計測してしまえば、採寸は机上でできるため、
取り損ね等の手戻り作業がなくなる事、全体が視覚的に把握
できるため、素人にも説明しやすいなどの利点があげられる。
今回のように時間的制約のある場所では、大いに有効だと感じた。
客先においては、是非とも諸事情※の部分をクリアできるよう努めましょう。
※今回も南部測量機の金城さんに機材と編集の協力をして頂きました。
屋内とはいえ、暑い中でのご協力に感謝申し上げます。
ありがとうございました。 感謝! 感謝!!
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