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執筆者の写真ninufa

年代物の機器を入手

更新日:2022年6月28日

WILD !! ウィルドHeerbruggT1  6秒読みです。

有名どころのT2の1秒読みとは違います。

T調査士さんが手に入れてから既に35年は経っているらしい。

点検調整済みでの長期保管だったらしいが、実に素晴らしくピッカピカ!

(よく見ると、ケース内側にs62年点検のラベルが貼られている)

既に活躍する場はないけれど・・・当時のWILDは高根の花だった!

県内の測量士でも触れたことのある人はそう多くはいないのかも知れない。

自分が辺野喜ダム軸の引照点設置で使用した機器も、これより新しい型の

WILDだった。モスグリーンカラーが何とも言えない貫禄を醸し出しています。


下部ねじと上部ねじ、望遠鏡をのぞきながら、手探りで固定ねじと微動ねじを

操作するので、ねじ山の切り方が違っているだ。慣れない内は目で確かめながら

操作するのだが、そもそもねじ山の違いに気づいていない人も多かったのでは

ないでしょうか。 そんな話も・・・昔の話・・・今じゃ下部もないし、

固定ねじさえない物まであるのだから・・・。 

数値を読む際のマイクロも「スーッと絞り込むように回し、ピタット止める!」

前後に微調整はしない! が観測時の鉄則だったのに、今では、勝手にピッピッ!

何とも味気ない、空しい時代になったもんだと勝手に思っている。

映画「剱岳」の観測シーン、観測手と記帳手の緊張感あるやり取りも鳥肌もん

だったなぁ。


たまたま断捨離中に居合わせた自分がラッキーでした。

ただの飾り物にせず、何らかの機会に、教材の一つとして活用できればと考えています。

入用な方がおられましたら、どうぞご連絡をいただければと思います。 感謝! 感謝!!












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