着手前の検測
- ninufa
- 2023年4月8日
- 読了時間: 2分
まいど、検測のお仕事です。
写真は変わり映えしませんが、作業内容はその都度変わります。
概要は、路線長約2.4㎞のパイプライン布設計画で、
今回の工事は中間付近の約0.2㎞。そこが今回の検測の場所。
お役所よりの貸与成果簿によると基準点は③12点④43点で
網平均計算がなされていて、BMも5・600m間隔で設置されて
いるようです。(一部抜粋されているので全体が把握できない)
当工区は、4級基準点が2路線にまたがっているものの全点残存。
(工区からもう1点先は亡失していた。何とか難を逃れたという感じ)
BMは、起終点側にそれぞれ残存している状況。
以上のことから、今回も利用する点で隣接点間の夾角と距離を測定し
貸与資料との差異を対比。変動等がないかを確認し検測とした。
(当該工区で座標計算までに至らないって説明するまでもありませんよね!)
BMは、両点間を往復観測し高低差を対比することで検測とした。
毎度思うことですが、精度!精度!!と言うけれど・・・。
(この現場で言われたわけではない)
確かに閉合比でもって精度と表してはいるが、それだけ見ては不十分で危険。
私としては、平均計画図のバランスと、閉合差に注目すべきと考えている。
とはいえ、そもそも検測で貸与資料以上の精度を求めるのもナンセンス。
ン~~~~、ちょっと熱くなってきたのでこの辺でやめときます。
はい! 結論は、いずれも許容範囲内に収まっていてよかったです。
これから本格的に、工事が始まりますが、何事もなく竣工を
迎えられますよう祈念申し上げます。
一先ず、検測業務、おつかれさまでした。 感謝! 感謝!!


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