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執筆者の写真ninufa

着手前準備工

調査測量設計から施工実施までにかなりの年数が経過した案件!

3級基準点の既知点は過去の公共基準点を利用し、

更に関連性のない実施年度も違う公共基準点数点を利用しての

路線測量で4級基準点網の計画であった。

計画機関と充分協議のうえでの計画なので何ら問題はないし、

精度管理簿からも規定内に納まっているので成果自体間違っては

いないのである。

ところが・・・今のご時世、何でもかんでもGNSS!VRS!の

世界測地系が主流になりつつある。極地座標と世界測地系と

わきまえていれば問題ないが・・・心配の一端が見え隠れするのである。

ここに詳しくは書けませんが、大変重要な部分ですので、手戻り作業が

出ないよう注意が必要です。


極論ですが、地球も生きています!

三次元どころか四次元で考える時代に・・・既に突入していることを自覚したい。


↓↓は、現場近傍の公共基準点成果と当該現場の4級基準点を

RRS方式ではありますが、客観的に検測をしてみた。(別法として客先に報告)

結果、公共基準点は2・3cm程度の差異、現場の4級は・・・用地測量(1/500)に

影響がない程度とだけに留めておこう。




現場近傍の公共基準点を検測

当該現場の4級基準点を客観的に検測




BMも検測しています

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