you-Tubeで測量をキーワードに検索してみた。
初心者には有益な情報がたくさんアップされている。
便利な世の中になりましたね~。
ただ、気になった点があって・・・。
一つに、トランシットの据え付け方です。
紹介動画が多数あるが、見た限りで満点とは
言い難いし、少し残念に思えたのでここで
私なりの見解を述べてみたいと思います。
あくまでも個人的見解ですからね。
先ず、三脚のセットの部分ですが、固定ねじを緩め
脚を伸ばすときに、脚先を地面に付け伸ばすべきです。
説明するまでもありませんよね。そう、安全の為です。
次に、伸ばした脚をセットする際の脚の持ち方です。
(動画にでもすれば分かりやすいのでしょうが残念!)
3本の脚を抱きかかえ、奥側へ立てる脚を右手でもって
据えてから、残りの2本の脚を両手で左右に据えるです。
動画サイトの多くは、奥側に据える脚をほーり投げる
とか、足先でけっているものまであって見苦しいし
かつ慎重に扱っているようには到底見えず残念な一面です。
この部分は、現場サイドでも1番よく見かける光景ですが、
一流との差は、この辺の所ではないだろうかと思っています。
次は、トランシットをケースから取り出し三脚に
セットする場面です。ここもほとんどがNG!
ケースから取り出す際には、微動固定ねじを緩めてから
と習ったと思います。(当然、納める際には、整準ねじを
中間に戻し、軽く微動固定ねじを締めるです)
ほとんどで紹介されていないので残念だなぁと思う。
更に、ケースから取り出した後、そう取り出した後です、
開けっ放しのケースが気になってしょうがないのです。
ほとんどの動画が開けっ放し!になっています。
これも、説明の必要あります?ケースの外側がどんなに
汚れていようが一向にかまわないけど、精密機器を保管する
内側が汚れるかもって・・・あり得ないんですけど・・・。
開いて→出して・・・閉じる!
当たり前の事として習慣づけましょう。
据え付け方法には、何種類かあって場所によって
使い分ける事ができるようになってもらいたいと思います。
ただ、長年の経験から、求心鏡を覗きながら両脚をフリフリ
しながら据える方法では、いつまでたっても時間短縮には
(体感を鍛える)繋がらないと感じていて、見た目もスマート
ではないと個人的には思っています。
とは言え、最近のTSは、レーザー求心ですからね~。
求心鏡も無いのもあるし、新たなコツでも見つけなきゃですね。
傾斜地での据え付けの際のコツとしては、常に高い方に立つ!です。
教本などでは、低い方に2本据えて・・・とかありますが、
それではいつまでたっても据え付けられませんよ~。
あと、慣れるまでは”下げ振り”も積極的に利用しましょう。
なぜか新米に限って敬遠しがちですが、感覚を磨くうえでも
有効なアイテムなので、そっとポケットに忍ばせておきましょう。
今日は、台風9号の影響で家族全員がステイホーム。
TVは孫に占拠され、じぃーじは邪魔者扱い。
でもって、事務所で残務整理の検索中に
動画サイトに目がいき気になったので書いてみたのでした。
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