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執筆者の写真ninufa

GPSのロールオーバー


2019年4月6日にGPS週数が1023から0にロールオーバー!!

弊社のようなエンドユーザーは、保守契約を継続または新機種への乗り換えでも

していなければ、なかなか話題にもなりにくく置いてけぼりになりやすいですよね。

なので常に、自らでアンテナを張っておく必要があるんだと実感しています。

 平成6年に導入した1級の機器5台が次々と故障し、中古機を補充しながらこなして

きましたが、とうとうロールオーバーの日を待たずしておしゃかになっちゃいました。

そうとうに頑張ってくれた機器と大切に扱ってくれた使用者の方々には大変感謝しています。

これほど長々利用できた測量機器は前例がありませんのでね、ほんと感謝です。

詳細は ㈱トプコンのHP     https://www.topcon.co.jp/topics/20190307-26115.html

    FURUNOのPDF   https://www.furuno.com/jp/gnss/datadownload/GNSS_Receiver_WeekNumberRollover_SE18-100-007-00_jp.pdf

ディファレンシャルGPSも廃止     2017/08/07 ㈱ G-FISHING 転載 海上保安庁がディファレンシャルGPS(以下「DGPS」)を運用開始した平成 9年当時の

GPSは約100mの測位誤差があり、海上の安全の確保のためDGPSによ り精度向上を図って

いましたが、近年のGPS自体の精度向上、他の補正システ ムの運用開始、平成31年4月に

見込まれるDGPS装置の障害発生等を踏まえ、 約21年間の歴史に幕を下ろすこととしました。

廃止を判断するに至った詳細は、以下のとおりです。 ・ DGPSは、米国が運用しているGPSの測位精度を向上させるため、海上保安庁が全国27の

無線局から補正情報等を提供するシステムです。(別紙概要図参照) ・ 米国が運用しているGPSの測位精度は、以前に比べ大幅に向上し、現在その測位精度は

10m程 度 で 運 用 さ れ て お り 、 補正情報がなくても 国際海事機関 ( IMO) が定める

国際的な 基準を満たしている状況です。 ・ また、我が国には、DGPS以外にGPSの補正情報が得られるシステムとして 運輸多目的衛

星用衛星航法補強システム(MSAS)(測位精度数m)があり、多くのGPS受信機で利用できます。

さらに、 平 成 30年4月には、準天頂衛星 「みちびき」の 運用が開始され、その補正情報による

GPSの測位精度は1m程度に向上される見込みです。 ・ 以 上 か ら DGPSの必要性は、大幅に低下してきています。 一方、DGPSは、平 成 31年4 月に

ロールオーバー( DGPS装置内の時刻管理が不能となる障害)が発生し、以後、補正情報の信頼性を

担保できない状況となります。

追記: ディファレンシャルGPSは平成31年3月1日12:00をもって廃止しました

                               海上保安庁HPより


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