平板測量! 今や懐かしい平板‼
結構デリケートな作業なので、苦手で嫌いな分野でしたね。
なので、平板の代わりにTSを据え、傍らでマイラーに360度の円
分度器のコピーを下敷きにして、アリダードを使わずに作業した。
この方法は、山での地形測量では大いに活躍したと思っている。
その後、TSとポケコン利用により平板を持ち出さず済むようにした。
しかし、まだオンラインではなかったので後処理は大変であった。
(弊社の数値化の始まりですね)
更に、TSとポケコンがケーブルで繋がった事により、観測点数も増えた。
(ポケコンのRAMカードも大容量の改造品をネット購入し、容量を
気にすることなく作業ができ、これまた、はかどる要因につながった)
しばらくして、シャープからペンコン(これも死語か?)が発売され、
ユーと工業がいち早く、持ち歩く平板CADシステムを構築したので、
割と早い時期に導入したと記憶している。電子平板の始まりですね。
とはいえ、画面をタップしても認識間違いやスピードが問題だった。
自動コンターも難しいと営業マンに言われたが、気象図を描く
フリーソフトも有るのに出来るよ!!って主張したっけ。
今じゃ~当たり前のことになっちゃいました。
ハードもソフトもそれぞれ自由に選べる時代になり本当によかったです。
今ではデジタル方式移行により現地測量と称しています。
平板測量は、もうありませんよ!!
平板測量は、昭和時代の話しですよ! そこのおじさん、指導ね!
あっ! 忘れてました。
アリダードによる平板測量の経験が、縮尺の概念や、後方公会法での
示誤三角形についての理解が、否が応でもできたと思っています。
縮尺の概念があれば、何でもかんでもmm単位で求めてこないはずです。
そこのおじさん、わかるでしょ。 指導ね!
また、示誤三角形については、教程本でも詳しく掘り下げ説明しています。
最近のTSには当たり前のごとく、ボタン一つで利用できる仕組みに
なっていますが、要注意ですぞ~!!
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